紺珠

手で撫でると記憶が蘇るという紺色の玉

披露宴でサプライズ余興としてピアノを弾いた話

先週2/16(日)に挙式と披露宴をしました。

披露宴の御披楽喜の前に余興として教え子が秦基博の「アイ」を演奏してくれたのですが、そこに僕がサプライズでピアノ演奏をさせてもらいました。今日はそのピアノ演奏について感じたことを。

一番何を感じたかというと、

ピアノ演奏も外国語学習も似ているよね。

 ってことです。

どんな点で似ているかというと主に4つあると感じました。

 

1. スモールステップで進める

小学校卒業までピアノは習っていましたが、20年振りのピアノでした。

まずは楽譜を読むところから。それが終われば右手だけで第一小節。それが終われば左だけで第一小節。それができたら両手で第一小節…と延々と繰り返しです。

いきなり両手で最後まで弾き切る練習から始めて、それに終始していたら間違いなく失敗に終わっていたはずです。

 

2. 指導者は絶対に必要

式の約2ヶ月前からほぼ毎日、昼休みと放課後は学校の音楽室をお借りして練習していたのですが、やはりそれだけで不十分ということで、家の近く個人レッスンをお願いできる先生を見つけて週1で通っていました。

やっぱり指導して下さる先生は重要で必要です。

技術的な指導はもちろんのこと、自分の癖を見つけて指摘して下さったり、今後の1人での練習方法の見通しを立てて下さったり、表現方法を教えて下さったり、時には叱咤激励も…

いやはやこれこそ「教師」だなという先生で感謝しても感謝しきれません!

 

3. 動機づけの重要性

正直、仕事をしながら毎日昼休みと生徒の下校後に練習していて途中で発狂するかと思いました…特に3年の学年末成績処理の時期や合唱コンクールで音楽室が使えない時期はだいぶイライラしたりやつれていたようです、式が終わってから周りから言われました(笑)

けど「奥さんを驚かす!もしかしたら泣かす!」という一心で2ヶ月を頑張りました。それで何とかやり切ることができたと思います。

 

4. できると楽しい!

約20年振りに鍵盤に触れて音を出した時は少し感動しました。当時の先生には失礼な話ですが、保育園から小学校は親から強制的に習わされていましたからあまり楽しい記憶はありません(けどあの経験が無ければ今回のサプライズは到底無理だったと思うので感謝です)。

そして徐々に弾けるようになっていく過程も楽しく、また最終的にはボーカルや他の楽器と合わせて音を奏でるのも楽しかったです。

もちろん奥さんのために弾くというのが目的でしたが、途中からは自分の楽しさのためには弾いていました(笑)弾き込むとあっという間に時間が過ぎて、練習後はまるで運動後みたに頭もすっきり、気分もすっきりして気分転換にもなっていました。

 

そして練習を重ねるうちに、「あ、これは英語の学習と似ているところがあるな」と。英語、ひいては外国語の学習時にもこういった点は大事にしないといけない思った次第であります。

 

本番は緊張のあまり(アルコールを飲んでおけば良かった…!)、飛ばしてしまったり走ってしまったので個人的には100%納得が行く演奏ではありませんでした。なので代わりに秦基博さんご本人のMVを貼っておきます。やっぱり良いです。

機会があれば別の曲にも挑戦してみたいです。

 

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