2021年度授業で扱った洋楽
今年度は英語表現の担当はなく、ターゲットの文法に縛られながら洋楽を選ぶ必要はほぼなかったので、生徒や自分の好みで選曲しました。
1. Vanessa Carlton - A Thousand Miles
これは仮定法の導入として。少し古い曲ですが今も色褪せない。イントロのピアノが心地良い。
If I could fall into the sky, do you think time would pass me by?
'Cause you know I'd walk a thousand miles if I could just see you tonight.
2. ONE OK ROCK - Stand Out Fit In
生徒の人気が高かったのがこの曲。
タイトルである「目立って馴染め(Stand out, fit in)」といった相反する矛盾した言動や固定観念が蔓延る大人たちの世界に染まりたくない子どもたちの叫びのような歌詞になっています。
MVも非常に見応えがあります。(恐らく)アメリカに住み、いじめにあうアジア系の少年が葛藤を抱えながら青年に成長する過程が、中国の伝統文化である「変面」と絡めて描写されていて共感しました。
Big boys, don't cry
Shoot low, aim high
Eat up, stay thin
Stand out, fit in
Good girls, don't fight
Be you, dress right
White face, tan skin
Stand out, fit in
3. BTS - Dynamite
これは生徒のリクエスト。正直歌詞に深みはないけど、歌詞は韻を踏んで歌いやすく明るくなる曲調なので、そりゃ人気出ますね。
Shoes on, get up in the morn'
Cup of milk, let's rock and roll
King Kong, kick the drum, rolling on like a Rolling Stone
Sing song when I'm walking home
Jump up to the top, LeBron
Ding dong, call me on my phone
Ice tea and a game of ping pong, huh
4. Green Day - Wake Me Up When September Ends
これは自分が高校生の時に大ヒットして、ぜひ授業で生徒たちに聴かせたいと思っていた曲です。
主語を省略している箇所が多く、主語は何かと考えを巡らせて解釈しながら聴いたので面白かったです。またMVは歌詞とマッチしていませんが、911を経験した当時のアメリカ社会を知るのにも良いと思います。あとはテンポも遅めなので歌いやすい。
できればあともう1曲、Journeyの"Don't Stop Believin'"も聴きたかったのですが、コロナ休校なので断念。この曲は分詞の理解を深めるのにもってこいの曲だと意気込んでいたので残念です。