第5回2525英語の会 開催決定!
【日時】3月14日(土)17:30〜19:30
TOEFL ITPの改善してほしいところ。
勤務校では国際関係学科に属する生徒と普通科に属し希望する生徒にTOEFL ITPを実施しています。このTOEFL ITPテストで強く改善を希望すること、それは"スコア"です。
こちらがLevel 1とLevel 2のスコア表なんですが、こんな感じになっております。
テストの構成 | TOEFL ITPテスト(団体向けTOEFLテスト) | TOEFLテスト日本事務局
Level 2と見てみると、各セクションの最低点が20点、最高点が50点。最低点が20点というのは、私たちの肌感覚からすると変な感じがします。更に変なのが合計点。50点満点のセクションが3つあるのに、それらを合計すると最低点で200点、最高点が500点と、訳の分からん算出方法になっています。
更におかしいのがLevel 1です。各セクションの最低点が31点と中途半端なうえに、最高点はリーディングのに67点。他のリスニングとストラクチャーのセクションは68点なのにです。この違いは何?更に合計の最高点は677点!どうせやったら777点にしとけよ!と思わずにはいられません。
これに基づいて作成されたスコアレポートを生徒に返却すると、「何これめっちゃ分かりづらい!」という声が必ず返ってきます。教員の私もよく分かりません。
きっとこのようなスコアになるのはきちんとした背景理論があるのでしょうが、普段から「最低点は0点、最高点は100点」というキリのいい採点方法に慣れている私たちにとっては不親切極まりないとしか言えません。
どうにかならへんのですかね〜ETSさん。
"グルグルメソッド"で気を付けること。
授業記録。覚え書きです。
先週は音読テストとして"グルグルメソッド"を実施。グルグルは私が大学院生時代に靜先生の集中講義で、またその後も靜先生のワークショップでも、生徒側として経験済みです。また夏の希望者講習でも行ったこともあります。
しかし今回のように、"40名✕50分授業"という条件下では初の挑戦。改善点も見えたので書き残しておきます。
前時にたっぷりと音読練習をし、また本時でも最初の10分は音読練習をしました。
残りの40分間はグルグル。①生徒が机を動かして円を作ると時間がかかる、また、②身体的に要配慮生徒もいる、という2つの理由で、生徒は普段通り机に座り代わりに私がグルグル巡回しました。(これけっこういい運動になりますね!(^_^;))
良かった点
- 合格を出すと、「よっしゃ!」という声が続々。達成感があったみたいです。
- 1学期からしつこく注意してきた発音もだいぶ改善が見られました。特に語尾のnと不要な母音の挿入。
- 自分の番が回ってくるまで練習していない生徒がいた。
おそらく原因は、①1回あたりの語数が少なかった、②練習時間を十分に取った、③机の間を回ったので円型よりもグルグル回るのに時間がかかった、かなと思います。
②の練習時間をしっかりと取るのは必要ですが、①に関しては次回はもう少し長くしようかなと。③に関しては、円型は机・椅子を移動させるのに時間がかかりますが、机・椅子を移動せずにグルグルすると円型よりも一周するの時間がかかる。床に置いてる荷物をどかせれば多少は時間短縮になるかもしれませんが。
生徒からの評判は上々。合格をあげると「よっしゃー!」という声もよく聞こえ、達成感があったようです。