紺珠

手で撫でると記憶が蘇るという紺色の玉

TOEFL ITPの改善してほしいところ。

勤務校では国際関係学科に属する生徒と普通科に属し希望する生徒にTOEFL ITPを実施しています。このTOEFL ITPテストで強く改善を希望すること、それは"スコア"です。

 

こちらがLevel 1とLevel 2のスコア表なんですが、こんな感じになっております。

 

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テストの構成 | TOEFL ITPテスト(団体向けTOEFLテスト) | TOEFLテスト日本事務局

 

Level 2と見てみると、各セクションの最低点が20点、最高点が50点。最低点が20点というのは、私たちの肌感覚からすると変な感じがします。更に変なのが合計点。50点満点のセクションが3つあるのに、それらを合計すると最低点で200点、最高点が500点と、訳の分からん算出方法になっています。

更におかしいのがLevel 1です。各セクションの最低点が31点と中途半端なうえに、最高点はリーディングのに67点。他のリスニングとストラクチャーのセクションは68点なのにです。この違いは何?更に合計の最高点は677点!どうせやったら777点にしとけよ!と思わずにはいられません。

これに基づいて作成されたスコアレポートを生徒に返却すると、「何これめっちゃ分かりづらい!」という声が必ず返ってきます。教員の私もよく分かりません。

きっとこのようなスコアになるのはきちんとした背景理論があるのでしょうが、普段から「最低点は0点、最高点は100点」というキリのいい採点方法に慣れている私たちにとっては不親切極まりないとしか言えません。

どうにかならへんのですかね〜ETSさん。