紺珠

手で撫でると記憶が蘇るという紺色の玉

英検主催『英語教育セミナー:新しい英語学習指導の創造と実践』に参加しました。

さっと感想だけ。

文科省の向後教科調査官が基調講演で新学習指導要領の話に展開した時に、

"Even if you dislike it (=the Course of Study), please follow it...(この後に何と仰ったか忘れた)it's time to say goodbye to your school."

と発言されていました。

他の参加者はこれをどう受け止めたのかは分かりませんし、個人によって受け取り方も異なると思います。また立場上そう言わなければいけないでしょうし、確かにそうだとは思います。

しかし「ルールだから従え」ではどこぞのトップと一緒じゃないですか機械に命令しているように聞こえて違和感を覚えました。突き放された感じがしました。時間的な制限もあったからだと思いますが、もう少し丁寧にそのルールが導入された背景・経緯を説明してもらえれば良かったです。

そして、地元では進学校として有名な高校の先生の実践報告は興味深くて参考になりました。進学校では珍しく、単語帳や参考書・問題集を一切使わず、代わりに教科書を徹底的に使い込んでアウトプットまで持って行くそうです。刺激になりました。

また最後のパネルディスカッションで「ペアワークの際のペアの作り方はどうしたらいいか」という質問に対するパネラーの実践例も「なるほどー」と思ったのでメモったことを書き残しておきます。

  • 事前にアンケートで共通の話題となることを聞いておき、それを元にペアを教員が指定する。
  • 毎回ペアは変えさせれば、クラス全体の雰囲気も良くなる。
  • どうしても上手くいかないペアがあれば教員が間に入って、仲介役になる。

最後に、大学時代のボランティア活動でお世話になった英語科・情報科の先生と再会できたのも良かったです。凄くアクティブは先生で、私のことも覚えて頂いていたようで嬉しかったです。その先生が主宰されている勉強会にもお誘い下さったので、参加させて頂きたいと思います。