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紺珠

手で撫でると記憶が蘇るという紺色の玉

2010-2012私立・国公立大2次試験 英語分析

こんばんは。

 

今私は非常勤で2年生を担当しておるんですが、来年度も引き続き現任校に赴任し、 彼らを担当する可能性が出てきております。けっこうな数の生徒が大学進学を希望するので、彼らは2年のこの時期にもなると大学入試を意識し出すかと思いますし、私自身も少しは大学入試のことを頭の中に入れて置いておかねばなりません。

 

たまたま旺文社さんの"Arugument"(よくこちらからネタを拝借しております)を読んでいると、2010〜2012年の私立・国公立大2次の入学試験の英語の問題を分析している記事がありました。

 

今回はそれを軽〜くまとめてみようかと思います。なお、データは全て旺文社さんによる『全国大学入試問題正解』を基にしています。

出題分野別傾向

私立

3年連続で読解の問題が50%を超え一番よく出題されています。2番目に多いのが文法・語法に関する問題で、こちらも3年連続で2番目によく出題されています。2011年までは20%前半でしたが、2012年には約3割まで増えています。3番目になると、割合は10%前後まで落ち、会話問題になっています。4番目には表現力(ってどんな問題なんでしょうね?Arugumentには詳細が載っていなかったので、出典元の『全国大学入試問題正解』を当たる必要がありそうです。)が続き、一番低いのはリスニング。何と0.1-0.2%となっています。

国公立

こちらは私立とは若干傾向が異なるようです。

 

読解問題が3年連続で最多なのは私立と同じですが、その割合が75%前後と私立より高くなっています。そして2番目が表現力。そして次に、文法・語法と会話がほぼ同じくらいの割合になっています(但しなぜか2011年の際は、会話の問題が2.6%とがくっと低くなっていますが)。国公立に関しては、語彙の問題の出題傾向が一番低いようです。

 

語数分析

スクリーンショット 2012-11-06 17.56.06

私立

2010年から2012年まで一貫して701語以上が最多ですが、その割合は年々高まってきています。700語以下は、多少のばらつきはありますが、それぞれ10%台で推移しています。

国公立

こちらも701語以上が3年連続で一番多くなっています。そして私立と比較すると、500語以下の問題が若干少ないようです。

感想

リスニングの出題率の低さには驚きました。実用性が低いからでしょうか。そして「会話」「発音」と分類された分野がありますが、おそらく受験生に実際に発話を求めるスピーキングではないと思われます。大学入試においては一番の優先事項は「受験者の分別」だと思いますが、やはりその波及効果も、特に現任校のような多くの生徒が大学進学を目指すような学校では、とても大きいです。今のままの出題分野別の傾向が続くなら、それに従って生徒も受験勉強をし、偏った英語力を保持したまま大学に入学することになるのではないでしょうか。(小僧が生意気を言ってごめんなさいごめんなさいごめんなさい。)

 

更に詳細を知って把握しておきたいので、このデータの出典元や実際の過去問題を今年度中に調べればと思います。

 

今回の内容を(やっつけ仕事で)表にまとめてみました。ご興味がある方は、こちらからダウンロード・閲覧できます。

 

それでは〜。